企画展
横山華山《紅花屏風》を展示しています
2014.07.16
長谷川コレクション記念室では、横山華山(1784-1837)《紅花屏風》(県指定有形文化財)を公開しています。紅花生産が盛んな武州地方(現在の埼玉県)と欧州大河原(現在の宮城県柴田郡大河原町)での取材をもとにそれぞれ右隻(1823)、左隻(1825)に描かれています。京都の有力な紅花問屋、伊勢屋竹岡理右衛門の依頼で描かれた本作品は、別名「屏風祭」といわれる祇園祭礼で飾られたとされています。彩色が丹念な華山前期の代表作を是非御覧ください。展示は8月までの約1ヵ月、また10月にも1ヵ月公開を予定しています。