企画展
「細川家の名宝と細川護熙の風雅」開催します
2014.07.02
山形新聞・山形放送8大事業/山形美術館開館50周年記念特別展 「細川家の名宝と細川護煕の風雅」
肥後熊本の藩主として代を重ね、700年の歴史を誇る細川家は、刀剣、武具、古文書のほか数多くの茶道具、絵画、書など美術工芸品の収集でも知られています。コレクションは総計8万点を超え、戦後には収蔵・管理のために永青文庫を設立しました。18代当主の細川護煕氏は、首相を務めた後に政界引退を表明、陶芸の道を志し、茶碗、花入、水指、茶入、香合などの茶器を中心とした制作に取り組んできました。さらには漆芸、書、水墨画から油彩画まで表現の幅を広げ、最近では細川家とゆかりのある京都の寺院に大作の襖絵を描いて奉納しています。一方、2011年2月には東北芸術工科大学(山形市)の初代学園長に就任。日本の次代を担う後継者の育成と新たな文化の発信にも情熱を注いでいます。 本展覧会は、護煕氏と山形との結びつきを機に幅広い美の世界を紹介、永青文庫所蔵の美術品、古文書などを併せて展示し、創造の秘密に迫ろうとするものです。細川家の名宝73点、護煕作品89点が一堂に並びます。是非御覧ください。
※ 展示は前期(7月25日〜8月10日)→ 後期(8月12日〜8月24日)に分かれます。
主な展示替え作品は下記のとおりです。
・ 国宝「柏木菟螺鈿鞍」→ 国宝「時雨螺鈿鞍」
・ 千利休「瓢花入 顔回」「顔回添状」→ 千利休「茶杓 銘ゆがみ」、細川忠興(三斎)「ゆがみ添状」
・ 宮本武蔵「捫腹布袋図」→ 宮本武蔵「面壁達磨図」
■ 主催 : 山形美術館、山形新聞・山形放送、山形県
■ 共催 : 公益財団法人山形県生涯学習文化財団、京都造形芸術大学、東北芸術工科大学、
公益財団法人日本文化藝術財団
■ 後援 : 山形県教育委員会、山形市、山形市教育委員会、山形県芸術文化協会、山形市芸術文化協会
■ 会期 : 平成26年7月25日(金)─8月24日(日) 午前10時─午後5時(入館受付は午後4時30分)月曜休館
■ 入館料 : 一般1,200(1,000)円、高大生800(600)円、小中生500(300)円
※ ( )内は前売り料金、20名以上の団体は2割引 土曜日は中学生以下無料
■ 前売り券取扱所 : 大沼、十字屋、八文字屋POOL、こまつ書店、山形プレイガイド、
チケットぴあ(Pコード: 766-268)、サンクス、ローソンチケット
(Lコード: 27488)、セブン-イレブン(セブンコード: 031-526)、
e+(イープラス)、ファミリーマート、セーブオン、山形美術館、
山形新聞・山形放送本社、支社、山形新聞販売店など
■ 問合せ : 山形新聞事業部 023 642 7955 山形市旅籠町2-5-12 山形メディアタワー