生まれるイメージ

Descending Images 2005

青山ひろゆき -------- 絵画

小林和彦 ------- 写真

花澤洋太 ------- 絵画

吉岡まさみ ------- インスタレーション

テーピングスタッフ: 芦部玲奈、井上賀世子、正木ヒロコ、近藤浩平、保坂智昭、阿部亮平


今日、私たちの身の回りにはさまざまなメディアを通じて情報が行き交い、私たちは、日々世界で起こっている事柄を、時間と地理的な距離を瞬時に乗りこえた映像として、日常の中で等価なものとして捉えています。同時に芸術の表現形態やその領域もテクノロジーの革新とともに拡大し、だれもが表現者としてその生成プロセスに参加することができるようにもなりました。このようなある意味で表層的に均質化した社会において、現実を真摯に見つめ、自らが手がけるメディアの独自性を追求しながら、現代の諸相をとらえようとする作家の重要性が増しているともいえます。

本展は、山形にゆかりのある、今を生きている複数の作家の作品を一つの空間に併置することにより、個々の作家の世界に向けた取り組みを紹介するとともに、そこに生まれてくるイメージから、作家と私たち観る者、相互における現実感のありかを考える機会とするものです。作家のテーマを展覧会それ自体の意図に収斂させるのではなく、作家の創造性やコンセプションを作品をたよりに観る者へと多様に開いていくこと。対象の形象/外界の事物の反映像/画像/絵画的イリュージョン/「映像」、あるいは心的な映像概念など、多義的な意味が投影された〈イメージ〉をタイトルに付した所以です。今回は絵画、デジタル写真をもとにしたコンピュータグラフィクス、インスタレーション作品を展示します。

このような緩やかな枠組みのもとにはじまる小さな展覧会です。


青山ひろゆき《Color》2005

小林和彦《scan Gate》2005

花澤洋太《もり》2004[参考作品]

吉岡まさみ《Pain》2005[参考作品]


□関連事業

 ギャラリートーク

 ・日時 6月11日[土]午後2時より

 講師 青山ひろゆき×小林和彦

 ・日時 6月18日[土]午後2時より

 講師 花澤洋太×吉岡まさみ

 出品作家が作品を前に制作背景などについて語ります。入館の方はどなたでも参加できます。

□同時開催

アートするこころ 後藤克芳の世界

 米沢市出身でニューヨークで活躍したポップアーティスト後藤克芳の全貌を紹介します。


2005年5月25日[水]─6月26日[日]

□開館時間=午前10時−午後5時[入館は午後4時30分まで]□休館日=月曜日

□主催=山形美術館、山形新聞、山形放送、山形テレビ

□共催=山形県□ 後援=山形市□ 協力=アイシー株式会社

□入館料=一般800円 高・大生500円 小・中生300円

  ※20名以上の団体は2割引 土曜日は中学生以下無料

  ◎「アートするこころ 後藤克芳の世界」と共通料金


山形美術館

Yamagata Museum of Art

990-0046 山形市大手町1-63

tel. 023-622-3090

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